脚本家になるには?プロの脚本家がリアル体験談を紹介

「脚本家になりたい!」という夢をもち、脚本の勉強に励んでいる人がたくさんいます。

独学で脚本の勉強をしている人は、「脚本家になるにはどうすればいいんだろう」と悩む人もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、まず脚本家の仕事内容ややりがいといった、脚本家について解説します。

さらに、実際に脚本家として活躍しているプロに、脚本家になるにはどうすればいいのか、どうやって脚本家として食べていけるようになったのかというところまで、詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。



目次】
1.脚本家とは
2.脚本家になる方法
3.脚本家に向いている人の特徴
4.現場で活躍している脚本家はこうして今がある
 ・ブラジリィー・アン・山田
 ・三浦有為子
 ・小森さじ
5.脚本家への道はたくさんある!まずは書くことから


1. 脚本家とは


脚本家とは、その名の通り脚本を書く人のことを指します。

一言で脚本といっても、映画からドラマ、アニメ、Youtube動画、ゲームなどさまざまな種類があります。

ドラマ専門の脚本を書く脚本家もいれば、さまざまな分野の脚本を書く脚本家もいるなど、その活動範囲は幅広いです。


ちなみに、ゲームやアニメなどの脚本を書く人のことは、「脚本家」ではなく「シナリオライター」と呼びます。



脚本家の仕事内容

脚本家の仕事は、やはり脚本を書くことです。

先にも触れていますが、映画やドラマなど、脚本を書く作品の種類は実にさまざま。


また、オリジナルのストーリーで脚本を書く場合もあれば、漫画や小説から脚本を書き起こすケースもあります。

時にはひとつの作品を複数の脚本家で分けて制作する場合もあり、これらすべてが脚本家の仕事です。




小説作家と脚本家の違い


作品を作る上での小説と脚本の違いとしては、小説は細かい描写まで書きながらストーリーを作っていくのに対し、脚本家はストーリーの骨組みを作るようなイメージです。

例えば小説の場合、「赤いコップに入ったコーヒーからは白い湯気が立ち…」といった描写まで細かく書きますが、脚本は「コップに入ったコーヒーを飲む」といった描写になります。


仕事としての違いは、小説家は書いた小説が書籍という商品になる場合がありますが、脚本家は書いたものが商品になることはないという点です。

映画やアニメなど、作品をつくる過程に脚本が存在するので、脚本そのものが商品になることはありません。



脚本家の働き方

脚本家は、ほとんどがフリーランスとして活動しています。

脚本家1本で食べて行く人もいれば、会社員やアルバイトとしてほかの仕事をしながら脚本家の活動をしている人も少なくありません。

脚本家事務所もあり、所属して活動している脚本家もいます。

脚本家事務所の収入は事務所によって異なると思われますが、フリーランスと同様に書いた分だけ報酬が出るという形が多いのではないでしょうか。


やりがい


先にも触れていますが、脚本家の仕事はストーリーの骨組みを作ることです。

自分が書いた脚本をもとに、演出家や役者、美術や証明といったスタッフによってストーリーが肉付けされていき、最終的に1本の作品に仕上がります。

それぞれの専門家がチームとなってひとつの作品を作り上げていくことは、とても充実感があります。


また、オリジナルの脚本を書いてその作品がヒットしたら、脚本家として大いに注目されます。

脚本は作品の核となるポジションなので、自分が書いた脚本がなければその作品は仕上がらないのです。

ひとつの作品が自分の書いた脚本をもとに作られていくことは、大きなやりがいだといえます。

大変なところ


創作すべてにいえることですが、ストーリーを作り出すということはそれ自体がとても大変な作業です。

アイディアが枯渇することもありますし、頭で思っていることをうまく脚本に落とし込めずに悩んでしまうときも多々あります。


そんな思いをして制作した脚本も、ヒットするとは限りません。

ときにはお蔵入りしてしまうこともありますが、それでもチャレンジし続ける強い精神が必要です。


また、テレビドラマの脚本の場合は変更が入る可能性が高く、都度その変更に対応しなければなりません。

例えば朝ドラは毎日放送されますが、撮影途中で役者がケガや病気をして降板しなければならなくなった場合、そこから後の脚本をすべて書き換えなければならないことがあります。

降板になった役者の役が死んだことにするなど、大幅にストーリーを書き換えなければならない場合があり、寝る間もなく作業しなければいけないことも。

やりがいが大きい反面、大変なことも多いのが脚本家の仕事です。



2. 脚本家になる方法

脚本家になる方法がわからない」という人も多いようです。

しかし、狭き門ではあるものの、脚本家になるための道筋は意外と多いです。



脚本が学べる学校に通う


独学で学ぶよりも、しっかりイチから脚本について勉強したいという人は、シナリオ学校に通うケースが多いです。


シナリオの書き方、フォーマットなどについて勉強した後に、課題に沿って脚本を書き、同期の生徒や講師に披露して意見をもらいながら、シナリオを書くコツを掴んでいきます。

同じ夢をもつ仲間と叱咤激励しながら脚本への学びを深めることができますし、まれに学校限定の脚本コンペに参加できることもあります。

公募・コンクール


独学の人もシナリオ学校で勉強した人も、公募やコンクールに応募して脚本家への道を切り開こうとする人はとても多いです。

公募やコンクールには実にさまざまなものがあり、小さな劇団が公募しているものもあれば、テレビ局が大々的に応募するコンクールもあります。


大きなコンクールだと当然狭き門となりますが、大賞をとった作品はドラマ化が確約されているものもありますので、脚本家への道に直接的につながるという点が大きなメリットです。


小さな公募でも、入賞することで自信につながりますし、少しでも多くの人の目に触れることで、脚本家としてプロデューサーなどから声がかかる可能性があります。



脚本家に関連した仕事で働く


劇団に所属して舞台脚本を書いたり、映画の助監督をしながら脚本の勉強をするなど、脚本に関わる仕事をしながらチャンスを掴む人もいます。

脚本に関わる仕事に就くことで、映像制作のイロハを学ぶことができますし、それを脚本の創作活動に活かせます。



他業界から、脚本家にキャリアチェンジ


役者を目指して活動していたけれど、思うところあって脚本家に転身した人。

サラリーマンから脚本家を目指して勉強し、見事にプロデビューした人など、他業界から脚本家にキャリアチェンジした人は少なくありません。

もともと脚本家はフリーランスで活動している人が多いので、別の仕事をしながら脚本の勉強をしてコンクールに応募し、入賞を経て脚本家一本でやっていく…というパターンがとても多いのです。

高校や大学を卒業してからシナリオ学校に通い、修了と同時に脚本家になるという人はほとんどいません。 

他業界で経験したことは脚本を書く上で活かせるので、どんな人生も脚本家にとって無駄になることはないのです。



3. 脚本家に向いている人の特徴

「映画が好き」、「舞台が好き」ということ以外で、脚本家に向いている人にはどのような特徴があるかを考えてみました。


新しい企画を考える発想力がある


脚本家は、次々にストーリーを作るためのアイディアを出し続けなければなりません。

制作は、プロデューサーから「